勉強すべき事柄

磐梯朝日国立公園

先のエントリーでは、邦文試験においては、難しい問題は捨て得点しやすい問題を解けば、充分に合格基準点に達する事ができると書きました。

では、その得点のしやすい問題とは何でしょう。

ここで私の言う 「得点しやすい問題」 とは、試験に頻繁に出題され、なおかつ短い勉強で対策が立てられるものの事を意味します。そこには普通で言うレベルや範囲はあてはまりません。たとえそれが学校で習わないものであっても、上記の条件(頻繁に出題され、なおかつ短い勉強で対策ができるもの)にあてはまるものであれば、それが該当します。

具体的に見ていきましょう。試験で何が求められているかは、出題者の意図をみればわかる事が多いです。通訳案内士試験の場合、JNTOの通訳案内士試験ガイドラインにそのヒントがあります。以下にそのガイドライン(地理・歴史※1)の一部を抜粋しておきます。

<地理>
■ 試験は、難易度の極端に高いものであってはならず、日本の地理についての主要な事のうち外国人観光旅客の関心の強いものについての知識を問うものとする。
■ 内容は、中学校及び高校の地理の教科書並びに地図帳をベースとし、地図や写真を使った問題を3割程度出題する。

<歴史>
■ 試験は、難易度の極端に高いものであってはならず、日本の歴史についての主要な事柄うち外国人観光旅客の関心の強いものについての知識を問うものとする。
■ 内容は、高校の日本史Bの教科書をベースとし、地図や写真を使った問題も出題する。


お気づきかと思いますが、ここでポイントになるのは、以下の2点です。





地理に至っては、「地図や写真を使った問題を3割程度出題する」 とまで明言されていますから、ビックリしますね。

歴史は 「何が何割」 といった情報は書かれていませんが、これについても、通訳案内士試験対策を行っている学校などが無料配布している冊子を見ると、以下の傾向があることが窺えます。

文化史の割合は例年最も高く、2006年度54点、2005年度47点、2004年度58点と、過去3年連続して50%前後の割合を占めており、通訳ガイド試験という特質上、この傾向は今後も続くと考えられる(ハロー通訳アカデミー発行の冊子より)

実際、昨年(2008年度)も大問3つが文化史関連で、配点はちょうど50点でした。

これらの事から、私の導き出した結論はこうです。

※2

さて、これらの内容を何を使ってどう勉強すればよいのでしょう。次のエントリーでは、具体的な教材について書いていきます。


※1 一般教養については傾向と対策が絞りにくいので、今回の分析からは外していますが、次のエントリーで詳しく解説します。
※2 もちろん、既にこの範囲の知識がある方は、改めてこれらを勉強する必要はありません。過去問でも既に合格基準点に達しているはずです。

曇り 通訳案内士試験: 「傾向をどう読むか」 の詳細はこちら > >

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