使える! 書込み式地図ドリル

上信越高原国立公園

それでは、具体的な教材の話を始めましょう。

通訳案内士試験の地理試験の対策としては、まず成美堂出版の 『脳を鍛える! 書込み式地図ドリル』 をお勧めします。
脳を鍛える! 書込み式地図ドリル
先のエントリーで、地理試験対策として観光資源を勉強する事をあげましたが、その観光資源の勉強で難しいのは、必要な情報がまとめられている本や参考書がないことです。私自身も非常に困りました。例えば、日本の温泉の本を買えば、それに特化した情報(大抵詳しすぎる)は集まるのですが、必要なテーマ毎にいちいち書籍を購入していては、いくらお金があっても足りません。国内旅行業務取扱管理者の教材も使える部分はあるのですが、メインは旅行に関する法規や約款についてですし、オーバーラップしている部分の内容もそちらの試験にかなり特化していました。

そんな時、軽い気持ちで手にしたのがこの本だったのですが、試験対策では非常に大きな力を発揮してくれました。

この本では、前半に 「学校で学んだ日本の地理」 ということで、各地方別に自然や歴史にまつわる事柄・主要な特産物などがまとめてあり、また後半の 「世の中で学んだ日本の地理」 では、テーマ毎に色々な情報がまとめられています。いくつかそのテーマを紹介してみると

・日本の名湯・秘湯
・遊園地・テーマパーク
・日本の伝統産業
・日本の祭
・日本の世界遺産とその候補地
・日本の景勝地
・日本の霊峰
・日本の神社・仏閣

この他、約30ぐらいのテーマ※1 について、ドリル形式で楽しく勉強できるようになっています。他にも何種類か似たようなトレーニング本が出ているのですが、通訳案内士試験対策としてはこれが1番使えそうだったので、私はこれを使いました。

ただ注意していただきたいのは、この本の情報だけでは残念ながら試験対策には充分とは言えないことです。テーマは非常に良いものがセレクトされていますが、問題数は1つあたり20問と限られていますので、他で勉強した内容を追加で書き込んでいく必要があります。それと写真が使われていないので、ドリルの主要な項目については、インターネットなどで実物を写真で確認しておいてください。

この 『地図ドリル』 に追加する情報源としては、教科書や参考書を使うといいでしょう。大抵のものは使えると思いますが、数学研究社の 『<力の5000題(社会)』 などはどうでしょうか。力の5000題(社会)

小学生用だからといって見下す必要はありません。試験に必要な基本情報は網羅されていると思います。意外に思われるかもしれませんが、小学生向けの参考書は本当に大切な事だけをまとめてあるので、全体を把握するにはとても有効です。私の場合、夏休みを使って家に遊びにきていた小学生の姪っ子が使っていたのを借りて勉強しました(笑)。

いずれにせよ、その参考書から通訳案内士試験に必要な情報だけをどんどん 『地図ドリル』 に書き加えていきましょう。河川・山名・湖沼・山脈/山地/高地・盆地/台地・平野などについては、博地図.comのホームページなどから地図を引っ張ってこれますから、これらを使って勉強した内容をテストをするのもいいかもしれません。

それから通訳案内士試験でどうしても外せないのは、国立公園・国定公園の情報です。これは、財団法人国立公園協会が出版している 『自然公園への招待』 が非常によくまとまっています(但し、書店やアマゾンでは購入できません。直接国立公園協会のホームページから注文してください)。この本にはその日本の全ての国立公園・国定公園についての詳しい情報が載っていますし、またそこに掲載されている公園を代表する場所の写真は必ずチェックしてください。

先のエントリーの繰り返しになりますが、地理の試験では、地図や写真を使ったものが3割程度出題されるとガイドラインに明記されています。地理の勉強する際には必ずその事を意識してください。とは言うものの、膨大にある写真情報をくまなく覚える必要はありません。実際のテストでは、用紙に印刷される白黒の5センチ×7センチぐらいの小さな写真で判断できなければなりませんから、かなり特徴のあるものしか出題されないと思っていて間違いありません。そうなると、覚えておかなければならないものは自ずと限定されてきますので、それだけを集中的に勉強すると良いでしょう。

さて、次のエントリーでは、歴史の教材を見ていきましょう。


※1 このドリルには通訳案内士には関係のないテーマのものも多数含まれています。どれをしてどれをしないかは、各自で判断してください。

曇り 通訳案内士試験: 「歴史対策はこの3冊で」 の詳細はこちら > >

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