合格の為の3つのヒント

吉野熊野国立公園

ここで説明している2次試験対策を実行している人は、ターゲットとする言語での会話に不自由していない人だと思います。ですので、基本的にはこれまでのエントリーで説明した練習をこなしていけば普通に合格すると思いますが、合格を確実にするために役立つテクニックを紹介します。


面接で日本の事象について説明を求められた時に、1番怖いのは説明できない事です。それを避けるにはどうしたらいいでしょうか。

例えば 「お蕎麦って何ですか」 と聞かれた時に、buckwheat noodles(蕎麦) という単語を知らなければ、かなり苦労すると思います。「麺の一種で、うどんと違い少し黒っぽい色をしていて。。。」 等と説明することも可能でしょうが、なんともキレがありません。やはり 「蕎麦」 = 「buckwheat noodles」 としておいて、追加で説明加えていくのが手堅いやり方です。ただ、先のエントリーでも書きましたが、追加の説明の部分は自分の言葉で加えていけば良いので、ここでキーになるのは対訳が出るかどうかです。

そのためには、先に作った日本の事象のリスト以外に、もう少し範囲を広げて日本の事象のリストを作り、それに1語ないしは数語の対訳をつけて覚えるといいでしょう(長々とした説明は必要ありません)。

例えば、「重陽の節句」 といったものの説明を求められる事は少ないとは思いますが、もし訊かれる事があった場合、「That's Chrysanthemum Festival」 とさえ言えれば最低限の説明になります。そこからは 「菊は日本ではすごく好まれて、皇室の御紋としても使われていますよ」 とか、「私の住んでるところでは関連した行事はあまりしませんね」 などと内容の説明以外で切り抜けていくことができます。

少し語彙を増やしておくだけで、いざという時に大きな助けになる事がありますので、余力があれば勉強しておきましょう。


2次試験では、いくつかの問題が出されます。その全てにパーフェクトに答えられればベストですが、時にはあまりよく知らないものや説明しづらいものに出くわす事もあるでしょう。そんな時でもうまく会話を回していくコツは、こちらからの質問です。自分の得意な質問では積極的に質問をして話をふくらませ、逆にあまり得意でない部分では手短に済ませてぼろが出ないようにします。

たとえば、あなたが日本のお城に多少詳しかったとします。面接で日本のお城のお薦めを聞かれたとすると

「個人的には姫路城がお薦めですね。。。(姫路城の概要を説明)。。。いままでどこかの日本のお城に行かれた事ありますか」

「(面接官)大阪城はありますけど、姫路城はないですね」

「そうですか。実は大阪城や他のお城の多くは戦争や災害で被害を受けた後に建て直されたものなんですけど、姫路城は昔建てられたままのオリジナルなんですよ。。。(続く)」

などと、ウンチクを加えて展開していけば、会話の長さをコントロールできます。

もちろん面接者のタイプによっても違う(特に日本人がメインの質問者だと嫌がる可能性もあると思います)ので見極める必要はありますが、一般的に外国人の方だと 「質問してくるという事は、こちらに興味を持っていることだ」 と解釈してくれますから、プラスに動くはずです。

こういうふうに会話を膨らませられるところが何箇所かあれば、面接の8分間はアッという間に過ぎてしまうと思います。面接の練習の時も、ここは会話を広げる、ここは広げない、など意識して練習してみましょう。


英語で話すと緊張する、という人がいますが、本当に英語だけが理由でしょうか。以前私は学生の面接をする事が多くあったので、面接で緊張してしどろもどろになってしまう人をたくさん見てきました。ですので日本語であっても、改めて話をするとなると、普通はすごく緊張してしまうものなのです。

これに慣れるには、ある程度場数を踏むのが一番早いと思います。とは言っても、わざわざ語学を専門に教える講師の先生に高い月謝を払って見てもらう必要はありません。友達や家族に手伝ってもらって練習するだけで、大きなヘルプになります。

自分の作った日本の事象のリストを相手に渡して、質問してもらいます。それに大して答えていくという練習をします。日本語で構いませんが、慣れてきたらあなたは英語で答えるようにします。できればセッティングも面接のように机を挟んでするといいでしょう。

前にも書いたように、たとえ高いお金を払って授業を受講しても、すぐに英語の力がついたり、面接のセッテイングに慣れることなどありません。それよりは友達や家族に協力してもらうなどして、数多く練習する事です。そしてその際には、受けた印象や思いついたことをドンドン話してもらうといいと思います。英語は理解できなくても、言葉につまりすぎだとか、暗記した事をしゃべってるみたいだとか、自分で客観的に見れなかった部分についてのアドバイスがきっと出てきます。そしてそれをまた練習の中で修正していってください。

少し長くなりましたが、これら3つまで練習しておけば、本番はまず大丈夫でしょう。頑張ってください。※1


※1 言い忘れましたが、「通訳案内士になりたい理由」 はちゃんと用意しといた方がいいでしょう。よく 「外国との交流の掛け橋になりたい」 という人がよくいますが、個人的にはあまりお薦めしません。言うにしても、もっと具体的に話をしてください。でなければ 「たいした理由はありません」 と自ら語っているようなものですので、注意してください。

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