記憶力が悪いと嘆く人

阿蘇くじゅう国立公園

さて、これまでのエントリーで通訳案内士試験に備える対策については、ひと通り書いてきました。みなさんもそれを読んで、いろいろ考える事があったと思います。今後は私が勧める勉強法を実践するのもいいでしょうし、また別のやり方を模索されるのもいいと思います。いずれにせよ、あなたにとってベストなルートを見つけられることを祈るばかりです。

それとは別に、もう1つ考えてもらいたい事があります。

それは 「記憶力」 についてです。「年と共に最近記憶力が衰えて、暗記ができなくなった」 と書くと、「そうそう。俺もなんだよなあ」 と頷く人がたくさんいるだろうと思います。通訳案内士試験についても、「覚える量が多すぎる」 「いくら勉強しても何も頭に残らない」 といった相談を受ける事もしばしばです。

確かに歳を重ねる毎に記憶力が良くなったという人の話はあまり聞いた事がありません。人間の記憶力は10代がピークで後は下降の一途だそうですから、それが正しければ、歳を取るに従って物を覚えるのが難しくなっているというのは、理屈に合っている気がする。。。

などと、あなたは本気で信じていませんか。

厳しい事を言うようですが、そういう人の多くは、既に努力する事を諦めてしまったか、成果が出ない事を正当化している人たちです。本当の原因を考える事も無く、ただ歳を重ねたという事実だけをもって正統な論理にすりかえてしまっているのです。

そういう人に出会うと、いつも私は残念だなあと思います。なぜなら、そのような人たちは自分自身を見捨てているようなものだからです。目の前いっぱいに可能性が広がっているのに、自らの手で目を塞いで見ようとしないのは、悲劇以外の何物でもありません。

正直に言うと、私はそういう人たちと話をするのも苦手です。というのも、経験上、何を言っても無駄だという事がよくわかっているからです。どんなに一生懸命説明しても、最後には 「他の人はできるかもしれないけど、私には無理です」 とか、「あなたが特別なだけですよ」 と言われます。でも、考えてみれば当たり前ですよね。自らの意志で目を塞いでしまっているのですから、無理やり手を離させようとしても抵抗されるだけですし、目を塞いだまま道を歩かそうとしても、恐怖で足がすくんでしまいます。

「縁無き衆生度し難し(救い難し)」とは、お釈迦様の言葉だったと思いますが、お釈迦様でさえ救えないのですから、私にできるはずもありません。

もし、あなたが本気で自分の「記憶力が悪い」事が勉強の成果があがらない理由だと考えているのなら、通訳案内士試験の勉強を止める事をお勧めします。はっきり言って合格する可能性も少ないでしょうし、何より時間の無駄です。たとえ努力しても結果がついてこないので、すぐ諦めてしまう事になるでしょう。

厳しいことを書いていますが、通訳案内士試験だけでなく新たなものにチャレンジしようとする人は、本当にそういった心のあり方とは決別する必要があると思います。

ですが、「そうじゃない。ただ、どうやって効果的に勉強したらいいかわからないだけなんだ」 とおっしゃるのであれば、次のエントリーは、ほんの少しあなたの助けになるかもしれません (続く)。

曇り 通訳案内士試験: 「忘れないようにする工夫」 の詳細はこちら > >

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