通訳案内士試験情報 ②



そろそろ各通訳案内士対策校の邦文試験の合格ボーダーの予想が出揃ってきています。先のエントリーでも書きましたが、最終的には結果が発表になってからしかボーダーの点数はわからないので、現時点でどうのこうのということはありません。しかし、同時に気になっている人も多いとは思いますので、各校で発表された数字を挙げておきます。

■ ハロー通訳アカデミー日本地理:40点台半ば
日本歴史:50点台前半
一般常識:40点台後半

■ CEL英語ソリューションズ日本地理:50点台半ば
日本歴史:60点前後
一般常識:60点前後

御覧になるとわかるように、ハローさんとCELさんとでは全ての邦文試験科目の予想で10点以上開きがありますね。これは大変興味深い数字です。

この合格ボーダー点の予想は、勝手な予想によるものではなく、それぞれの対策校に通う生徒さんの自己採点と、過去のデータなどからはじき出したものだと考えられます。実際ハローさんのブログなどには、「全受験者の約20%を占める外国人の受験者が、例年平均点を大きく下げる」 などとありますから、他の対策校もそういったデータを参考にしているはずです。

では、何故このように大きな開きがでたのか。

これには色んな含みがあると思います。ハローさんの生徒の平均点がCELさんの生徒と比べてはるかに低かったんじゃないかと言う人もいますし、CELさんが無理して下駄を履かせて自分の学校のレベルが高いと誇示していると取っている人もいるようです。しかし、私に言われると、これらは少し論点がずれていると思います。

全く影響がないとは言いませんが、もしも上の批判があたっているなら、ハローさんは早晩生徒を失って大変な事になると思いますし、CELさんの場合は受験生(同校の合格予想ボーダーより低いスコアにいる方)の信用を失うことになりかねません。統計的に考えてみても、生徒の得点にこれ程の開き(2割)が出ることは考えにくい。

最大の要因は通訳案内士試験の合否が恣意的に操作されていることだと私は考えています。邦文試験の基準点は60点に設定されていますが、最終的にどう調整されるかは不透明。結局、JNTOもしくはその上にいる国土交通省がどう判断するか、その読みがハローさんとCELさんで大きく開きがあるのではないかと推測します。

このような不透明さは受験生を非常に混乱させますし、その時の政策によってレベルの違う通訳案内士を産むことになりかねません。JNTOさんにはもっと明確で開かれた試験制度を確立して欲しいと思います。

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