判定テストの目的

知床国立公園

お疲れ様です。テストはいかがだったでしょうか。「意外に易しかった」とか「全然できなかった」とか、人によって感じ方はそれぞれだったと思います。

前のエントリーでも書きましたが、通訳案内士になるには、ある一定以上の語学力が必要です。言い換えると、その語学力がないうちは、試験対策など考えずに、まずはターゲットとする言語の力を伸ばす事が先決です。

但し、ここには1つだけ問題があります。

通訳案内士試験に必要な語学力があるかどうかを、どう判断すればよいのでしょう。

通訳案内士を目指してる方はよく、「TOEIC800点なんですけど、合格するでしょうか?」 とか 「英検1級を持っていれば、大丈夫ですよね?」 などと聞いてこられます。もちろん気持ちはわかりますが、ちょっと冷静になって考えてみれば、それが的外れな質問だという事に気付くはずです。そりゃそうですよね。これらの試験は異なったスキルを要求してるわけですから、同じ言語と言えども1つの試験結果をもって別のものの尺度に使う事はできません。例えて言うなら、それは物差しを使って水の量を測ろうとしているようなものです。

だから、先程のテストを課したのです。

メインメッセージ

私の考えでは、「通訳案内士試験合格に必要な語学力 ※1」 とは、まず 「瞬間的に」 「自分の考えや与えられた情報の大意を ※2」 「ターゲットとする言語で伝える」 事ができる能力、だと思っています。このことは、通訳案内士という仕事の性格を考えれば、それほど無理なく推測できるはずです。

先程のテストは他愛もないもののように思われたかもしれませんが、少なくともこれら3つの能力を判定しやすいようにデザインされています。科学的なデータこそありませんが、TOEICや英検といったテストよりも 「通訳案内士試験合格に必要な語学力」 の判定基準として優れているということは、経験則から言っても間違いありません。

もちろん、私の考える語学力がなくても試験に合格する事は可能です。ただしその為には、苦痛とも思える程の膨大な量の丸暗記や、意味のないトレーニングを山のようにこなさなければなりません。私はもともと怠け者ですから、そんな事をしたいとも思いませんし、またそれをやる事が偉いとも思いません。夢を持つのは大切ですが、それを実現可能な手段で現実のものにするのが、本当に大切な事なのです。

ですので、もし先程のテストの結果が、「通訳案内士試験合格に必要な語学力なし」 と出たら、当面試験の事は考えないで、語学の勉強に専念することをお勧めします。

さて、気になっておられる判定方法については、次のエントリーで詳しく書くことにします。


※1 ここで言う語学力には、日本文化に対する知識は含んでいません。
※2 通訳者とは違い、正確な対訳でなくても許される部分があるので、このように定義しています。


曇り 通訳案内士試験: 「テストの採点基準」 の詳細はこちら > >

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